保育内容
四季の行事
クラス紹介
行事便り
- 2012年9月
敬老のつどい - 2012年9月
十五夜団子作り - 2012年12月
クリスマス - 2012年12月
おもちつき - 2013年1月
新年を祝う会 - 2013年3月 2012年度卒園式
- 2013年6月
プール開き - 2013年11月
秋の遠足 - 2013年12月行事
- 2014年夏の行事
クラス便り
クラス便り 2021年 9月号 から
つぼみ〈0歳児〉
先月は、お盆の停滞前線による雨の後に再び夏の暑さが戻り、子どもたちも気温の変化に体調を崩しやすくなっています。夏期保育中はお休みの子が多かった日もあったので、お部屋でゆったりと過ごしていました。登園するだけで、親も子も汗だくになるぐらいの暑さだったので、直ぐに沐浴をさせると、子どもたちも慣れてきている様子で、水の流れを目で追ったり、浮かんでいるオモチャを掴んでは口にパクっと噛んでみたり、お湯をはると両手でジャブジャブする姿もありました。さっぱりした後にさ湯を飲んで午前寝をしてから、普段の活動に入ったりしています。
今年は暑い日が多く、なかなか戸外に出られなかったので、室内遊びの中でパズルや型落とし遊びも出していきました。形や穴をしっかり見て、はめたり、落としたりもでき、手にしたオモチャをお友だちに渡しに行く姿も見られるようになりました。また、お友だちが楽しく遊んでいるオモチャが気になり、ちょっと取ってみたり、取られた方はちょっと悔しくて泣いたりと、0歳のつぼみ組でも気持ちの面での成長が見られるので、丁寧に関わりながら「これが欲しかったんだね~」「取られて嫌だったね~」と声掛けしながら気持ちに寄り添うようにしています。
バギーでのお散歩
お部屋の中ばかりだとちょっとざわざわしたり、イライラも出てくるので、廊下側の扉を開けると子どもたちも一斉に廊下の方へ、ずりばいやハイハイ、歩いてきたりします。そして、4人乗りのバギーの周りにつかまり立ちしては、「これに乗ってお散歩―いくーいくー」と言わんばかりのお顔と仕草をしてくれるので、日中の保育の中や、夕方の時間にホールや幼児棟にお散歩に出かけています。
また、涼しくなったらお散歩や、園庭遊びを取り入れていきたいと思っています。園での初めてのお砂場デビュー、すべり台と子どもたちの様子を見ながら進めていきたいと思っています。歩行が始まっている子は、保育園の靴をご用意ください。また、靴下を帽子入れに入れておいてください。
たんぽぽ〈1歳児〉
まだまだ暑い日が続きますが夜の涼しさに秋を感じることも増えてきました。
今年の夏も、コロナウイルスの影響でなかなかお出かけ出来なかったりと我慢することも多かったのではないでしょうか。子どもたちにも様々な経験をさせてあげられるよう、普通の生活が送れる日々が早く来ることを願っています。
保育園では夏の間、天気のいい日には水遊びを楽しみました。最初は怖くて泣いている子もいましたが、水の感触や冷たさなど感じる中で楽しめるようになってきました。慣れている子は自ら頭からかぶったり、時には容赦なく保育者にもかけてみたり…(笑)友だちや保育者と楽しむ中で次第にダイナミックになっています。まだまだ暑さは続くので、体調を見ながらもう少し楽しんでいきたいと思います。
子どもたちにとって感触遊びは、手指の発達のために必要な遊びの一つです。水遊びだけではなく、泥や絵の具、氷、寒天など様々な素材を使って保育園でも感触遊びを行っています。どんな感触も気にせずに触る子、恐る恐る触ってみる子、苦手で泣いてしまう子など反応はひとりひとり違っています。なかなか外で遊べない状況なので、お家でも遊びのひとつとしてぜひ楽しんでみてください。
ちゅうりっぷ〈2歳児〉
まだまだ夏の名残を感じますが、日の長さは短くなり、トンボの飛ぶ姿も見られるようになりましたね。
8月の雨が続いた時には、ホールでオリンピックならぬ「ちゅうりんぴっく」を開催して、行進や体操、運動遊びを楽しみました。相撲大会では、お互いに力いっぱい向かっていったり、負けたことが悔しくて涙を流す子もいて、心と体の成長を感じられました。 お天気の良い日には、水遊びを楽しみました。水の入ったタライの周りに座って、バケツや容器に水を入れたり流したり、水車を回したりして、集中して遊んでいる子。散水機におおいかぶさるようにして、全身に水を浴びながらダイナミックに遊ぶ子。また、一緒に遊んでいる保育者にこっそり近づいて水をかけ、その後、水のかけ合いが始まったりと、それぞれ思い思いに楽しむ姿がありました。夏の楽しい思い出ができました!
そら ほし〈3,4,5歳児〉
まだまだ残暑は続いていますが、朝や夕方に涼しい風も吹くようになり、夏の終わりももうすぐだと感じさせてくれます。今年の夏は、熱中症に、コロナに、園庭工事と重なり、外遊びが大好きな子たちにすれば少し窮屈な夏だったかもしれません。そんな中でもホールや廊下を使いながら体を使った遊びを楽しみ、室内遊びでは、製作や絵の具、粘土遊び、積み木遊び、ままごとなどじっくりと取り組めるものも準備しながら子どもたちと共に楽しみながら夏を乗り切ってきました。また人数が少なくなった時期には、つきぐみと合同で過ごすことで、クラス間だけだった友だち関係から広がりも見られています。
そんな中の粘土遊びを紹介します。
きっかけはゆりさんの男の子たちから始まりました。ある日の夕方じっくりと席に座り、様々な昆虫や恐竜を粘土で作り始めたのですが、それがとても細かく丁寧に作っていたので、写真にして飾ってあげました。するとさらにやる気になり、「せんせい、おれのねんど、“しんか”したからみてよ」と毎日のように誇らしげに見せてくる子どもたち。そんなやりとりをしていると、今度はひまわりやばらの男の子たちも『あんなふうにやってみたい』と思うようになり、ゆりさんの横で「きょうもねんどやろっと」と黙々と遊ぶ姿が見られるようになりました。最近では図鑑を見ながらより細かいパーツを作ったり、二本足で立つもののようにより立体になってきました。粘土遊びは指先や手先を使う遊びなので脳に良い刺激を与えるといわれていて、子どもの発想力や創造力、表現力などが養われます。戸外遊びに出れず室内が多かった事が逆にいい刺激になったんだなと感じた夏でした。 9月になり涼しくなってきたら、戸外遊びにも出て、身体を動かしていきたいと思っています。
かぜ つき〈3,4,5歳児〉
いよいよ、二学期が始まりました。今年の夏休みもコロナでなかなか外出は出来なかったかと思いますが、「お家の庭でプールしたよ♪」「よる、はなびしたよ!」など夏らしい色々な体験をしたお話ししてくれました。休み明け、みんなの夏の過ごし方を聞くのが楽しみでした!
8月は、猛暑日が続いて外に出られない日が続きました。子どもたちからは、「セミ取りしたい!」などの声があり、気温が高くない日には近隣公園やロケット公園へ行ってセミやバッタを見つけに行きました。また、熱中症に気を付けながら室内での遊びを用意して十分に遊べるようにしていきました。
折り紙でセミを折って、模造紙に絵の具で大きく描いた木に付けたり、大きく咲いたひまわりを観察ながらクレヨンで絵を描いたりもしました。
育てたアサガオもたくさん咲いて、枯れた花をカップに入れて色水遊びをしました。紫色や赤やピンクなど色々なアサガオを咲いていたので、自分たちで色を作って楽しんでいましたよ。
他にも、野菜スタンプなどの絵の具を使った製作活動や、水の中にビー玉やおはじき、花紙を一緒に入れて凍らせ、暑い日に水遊びをしながら手で溶かしながら中に入れたビー玉を取り出す感触遊びでは、「つめたーい」「おはじきでてきたよ」と夏ならではの氷の冷たい感触を楽しみました。
戸外に出られない分、ホールで思い切り身体を動かす日も設定しました。
ピアノに合わせてウサギやワニ、ゾウなどの動きをする『リズム運動』を行い、ピアノのリズムに合わせて手足を動かすときには、大きな子の動きを真似して一生懸命ついていく小さい子たち。
動きがゆっくりな時には、小さい子のペースに合わせて一緒に進んでくれる大きい子たちの姿も見られました。
また、ゆりさんは「荒馬踊り」の練習も取り入れました。
その日の予定に『あらうま』があると、「あらうまやるの?やったー!」とやる気満々なゆりさん。二ツ跳び、四ツ跳び、ギャロップなどの基本的な跳び方を中心に「ラッセーラー!」と声を出しながら跳んでいます。かっこよく跳べるように「あしはピタッとくっつける!」「ては、おやまをかくようにする!」などポイントを確認し、友だちの跳ぶ姿を見て「○○くんのとびかたかっこよかった」「△△ちゃん、しっかりあしがついてた」と仲間の姿を認め合い、刺激し合う姿も見られています。部屋に帰ってくると「あー、つかれたー」と言いながらも何か達成感に満ち溢れた表情の子どもたち。9月に入り練習の日が更に増えるので、運動会に向けて子どもたちの気合が、ますます入っていきそうです。今年のゆりさんはどんな荒馬を見せてくれるのか楽しみです!